マタニティドレスの選び方

①マタニティドレスとは?


マタニティドレスというのは、妊娠中の女性が着られるようデザインされたドレスのことをいいます。

妊娠してからどれくらい経っているか、その時期にもよりますが、妊娠中の女性は体型が普段と比べて大きく変わります。まずあかちゃんが成長するにつれて当然おなかが大きくなりますし、いつもより太ったり、逆に体調を崩して痩せたりとスタイルもなかなか安定しません。普段よりも神経が過敏になることもあり、からだのラインにぴったりと沿っている服は息苦しく感じる、締め付けが苦しいというようないつもなら気にもとめないところがどうにも気になって居心地が悪く感じることもありますよね。

妊娠中は体型をはじめいろいろな部分が普段と変わってくる女性のための服がマタニティウェアです。またその中でも、妊娠中、結婚式などフォーマルな場に参加したいときに着るドレスを指してマタニティドレスと呼ぶのです。


②妊娠中に結婚式に参加するときの注意点


妊娠中に結婚式に参加する場合、服装についてはマタニティドレスを選べば良いですが、その他にも注意したいところがいくつかあります。

まずひとつ目は、医師にちゃんと確認を取ること。招待を受けた時点で妊娠がわかっていれば、すぐに医師に相談して結婚式当日頃は結婚式に出席できるかどうか聞いてみましょう。結婚式は一日がかりのイベントなので、ゲストとして参加するだけでも体力を使うもの。負担が大きすぎる場合には残念ですが欠席を選ぶべきこともあります。 医師に相談する他、結婚式を挙げる新郎新婦に妊娠中の参加になることを伝えるのも大切です。

妊娠中には、アルコールの入ったものなど避けるべき飲食物がありますし、つわりがある時期には人それぞれに特定の匂いや味が苦手になることも多いです。妊娠していることを事前に説明した上で、食事についてもその内容を確認、必要があれば一部変更してもらうよう伝えましょう。指定される席についても、お手洗いの側にしてほしい、空調の風が直に当たる席は避けたいなど、特に希望があれば正直に話しておきましょう。

結婚式当日の注意事項としては、からだを冷やさないよう充分注意することを忘れずに。冬場はもちろんですが、暑い季節でも会場は空調のおかげでかなり涼しい温度に保たれているはず。体調を崩してしまわないよう、季節を問わず羽織物はきちんと持っていきましょう。

特におなかが大きくなる時期には足元が見えにくく転びやすいので、結婚式だからと高いヒールのパンプスを履くのは避けてより安定感のあるものを選ぶようにしてください。結婚式のマナーとしてはきちんとしたパンプスを履くべきではありますが、妊娠中はからだのことを第一に考えて靴を選びましょう。


③マタニティドレスの選び方のポイント


マタニティドレス選びのポイントは、「結婚式のタイミングによって体型が変わる」ということ。 普通なら結婚式の招待を受けてから数ヶ月で体型ががらりと変わってしまう、なんてことはそうそうありませんが、妊娠中の女性の体型は数ヶ月で大きく変わります。一般的には結婚式で着るドレスなどの準備は早い段階でしておく方が安心ですが、妊娠中に限っては早く選びすぎると体型の変化を読み違えてドレスが着られなくなってしまう可能性もあるのです。またおなかが普段と比べてどれくらい大きくなるか、そのふくらみ具合にも個人差があり直前になるまではっきりとしたことはわからないため、できるだけ結婚式当日が近づいてからドレスを選ぶようにしましょう。ドレスを探す前に腹囲を測っておくと、どれくらいのサイズのマタニティドレスを選べばいいかわかりやすくスムーズに探すことができます。

妊娠3ヶ月から5ヶ月頃、いわゆる妊娠初期と呼ばれる時期はまだおなかがさほど大きくならないので、ゆったりしたシルエットであれば普通のドレスでも大丈夫なことがほとんどです。締め付けが強いタイトなドレスだと体調を崩してしまうかもしれませんし、かならずウエスト辺りに余裕があるものを選びましょう。 おなかがだんだんと目立ちはじめる妊娠6ヶ月から7ヶ月頃、妊娠中期にはバストやヒップのサイズも変わってきます。この頃からはマタニティドレスというカテゴリの中からドレスを探すようにしましょう。大切なのは、スカートの丈をちゃんと確認すること。おなかが大きい分スカートが持ち上げられてしまい、思っていたよりも短い丈になってしまうことがあるのです。ゴムや紐などで多少サイズを調整できるデザインのドレスがおすすめです。

妊娠8ヶ月から10ヶ月頃、妊娠後期に入ってから結婚式に出席する場合には、歩きやすさ・脱ぎ着のしやすさを意識してドレスを選びましょう。妊娠後期のお母さんはおなかが大きく歩くだけでも大変ですし、お手洗いも近くなります。そのため、歩きやすくお手洗いの際も脱いだり着たりがしやすいデザインがおすすめです。


④購入するよりもお得で楽ちん!マタニティドレスもレンタルがおすすめ!


妊娠中は大きく変わる体型ですが、出産後にはおなかのふくらみもなくなりまた体型が変化します。マタニティドレスが必要な時期というのはとても短く、限定的。そのごく限られた時間のためだけにドレスを購入するのは、コストの面でもその後収納してケアしていくという面でも、少しもったいない気がしますよね。そもそもおなかが大きい妊婦さんにとって、お店でドレスを試着し購入する、ということ自体大変な作業です。

そこでおすすめなのが、マタニティドレスをレンタルするという方法。レンタルドレスサイトなら、ネットで選んで注文し、自宅にドレスが届くのを待つだけでオーケー! わざわざお店へ出掛ける必要もなく、結婚式直前のドレス選びでも充分間に合います。妊娠中に結婚式に出席する方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!